『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』/コアミックス

薬剤師という“人”を描く
7月16日よりドラマスタート!!



 『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』は、コアミックスが発行する月刊コミックゼノンにて連載中の、荒井ママレ作、富野浩充医療原案で、薬剤師をテーマにしたコミック作品。6月に発行した最新5巻までで、累計発行部数70万部(電子版含む)に達している。7月16日からドラマ化(フジテレビ系列)することで、これまでマンガを読まなかった層にもたくさん本作を届けたいと語る、担当編集者の横山圭太郎氏と、一緒に立ち上げた、WEB編集長の秋山浩氏に話を聞いた。


▲担当編集・横山氏(左)秋山編集長(右)


編集者を唸らせた一コマ



人気ジャンルである医療ものの中でも、これまでメインのテーマで扱った作品は少なかった「薬剤師」。テーマの新しさだけでなく、マンガとして面白い作品になったのは作者の荒井ママレ氏の力が大きいという。

 薬剤師さんは、私たちの健康面において、薬を手渡してくれる一番身近な存在。なのに、一般には意外と知られていないことが多くて、構想段階から興味深い題材でした。
 知らなかったことを知る、知的情報の面白さを提供する側面も医療マンガにはあるのですが、荒井先生は温かみのある絵柄のキャラクターと物語を描くのが非常に上手な方で、おかげでこの作品もマンガとしてとても面白くなっています。
 薬剤師の方々の現場取材や資料調査を重ねたあと、荒井先生にネームを出してもらったんですが、とにかく第一話の冒頭のネームが衝撃的で。あえて「薬剤師っていらなくない?」というセリフを配し、それを見開きカットで見せる、そのネームを目にした瞬間、「すげぇ!マンガが出来た!」と確信しました。セリフ、コマ割り、これ以上のものはないというくらい、読者を一気に物語に引き込む力はさすがです。
 弊社社長の堀江(信彦)がよく言う言葉に「結局、人間は人間にしか興味がない」というものがあります。「マンガは、ネタでも世界観でもなく、キャラクター、つまり人間が描けるかどうかだ」と話していて、荒井先生はまさにこの作品で、薬剤師という“人”を描いていることが、多くの読者の心に響いたのだと思います。


連載当初から話題を呼ぶ

人間ドラマとしての面白さでも多くの読者を集めている本作。一方連載初期の人気を支え、口コミなどで評判を広げていったのは、まさに本職の薬剤師たちだった。

 マンガとして面白いのは当然自信があったのですが、やはり医療ものではありつつも、人が死なない。直接的に命のやり取りをしないストーリーなので、そこがどう評価されるかが最初は不安でした。ところが、連載開始から早々に実際の薬剤師さんたちの間で話題になり、口コミで広がっていきました。さらに1話を掲載した時点で、医学書の出版社から取材の声がかかるなど、多くの反響をいただきました。

一番の読みどころは「全話自分事として楽しめること」だと横山氏は語る。

 どんなに健康な人でも、少なからず何かしらの体調不良や病気で、薬や薬剤師の方と関わるので、必ずお話のどこかで共感できるポイントと出会えます。また、お仕事モノでもあるので、働く人たちのドラマも感じることが出来る。実際の薬剤師の方たちからも、「働く意欲が湧いた」「今一度自分の仕事に誇りを持つことが出来た」といった感想もいただけました。
 今回のドラマ化で、これまでマンガを読まなかった層にもリーチできます。作品自体がより広まってくれるように、我々もがんばり、面白い物語を届け続けます。


▲ドラマの告知ポスター



営業担当の吉田広大氏からメッセージ



 いつも『アンサングシンデレラ』はじめ、弊社書籍を応援、拡売いただきありがとうございます!!今春実施した医学書院さんとのコラボ小冊子配布や、医学書が強い一部店舗様で実施いただいた医書コーナーでの併売展開も効果があり、日によってはコミックコーナーより売り上げた日もありました!
 また、4月にコミック第1巻を発売した、新たな領域である総合診療医が題材の『19番目のカルテ 徳重晃の問診』も好評で、併売の効果も出ています。
 ぜひともコミック売場だけでなく、様々な場所でご展開いただき、多くの読者様にお届けください!!