『音楽のような本がつくりたい 編集者は何に耳をすましているのか』 木立の文庫
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芸術のほかマスコミ(出版)にも展開を
著者の木村元氏は、有名な精神病理学者木村敏氏を父にもつ編集者で、出版社代表(アルテスパブリッシング)です。前作『音楽が本になるとき』好評につき、続編エッセイ集となる本書。刊行前からSNSなどで活発に話題にのぼって、初版1ヵ月で【緊急増刷】となりました。
朝日新聞の朝刊1面《折々のことば》に登場したほか、プレジデント社『dancyu』誌で梨木香歩氏(児童文学)が紹介、NHKラジオ深夜便でも紹介。【POP謹呈中】
『哀しむことができない 社会と深層のダイナミクス』 木立の文庫
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社会と時代の心を精神分析する
この本が、社会の渦のなかで言葉が失われてしまった方々にとって、「あのとき何が起きていたのか」を考えるきっかけとなり、言葉を回復し生き残ることを目指す一助になれば……。また、大切な人を失って時間が止まったような日々を過ごしている方々、そして、誰にも言えない傷つきを抱えておられる方々と、ご一緒できればと願っています。 (本書「まえがき」より)
戦争は“あの国あの指導者”の問題ではないことを《心理学×思想》から発信。
木立の文庫: 津田敏之
『森鷗外 日清・日露戦争従軍地紀行』/『ビザンツの壺―カタルーニャ・アラゴン連合王国の物語』 竹林館
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『森鷗外 日清・日露戦争従軍地紀行』
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「明治人」なる言葉があるとしたら、その称号は鷗外に相応しい
本書は日清・日露戦争に軍医として従軍した鷗外の足跡を丁寧に辿る。読者は鷗外という明治人の深層と、明治という近代国家の創世記を辿ることになる。大正・昭和・平成そして令和へと続く私たちの道程に、いつも明治は土壌として存在する。
昨今の韓国・中国・ロシアと日本の地政学上の関係は決して新しいものではないということが、本書による鷗外の行程の追跡から追体験として了解できるだろう。
『ビザンツの壺―カタルーニャ・アラゴン連合王国の物語』
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二人の王はいらない―ヨーロッパの影(原型)を読む
ルネサンス前夜、異母兄弟フェランとペラ王子の争い。本書は地中海とピレネーを舞台とした、史実に基づく血沸き肉踊る歴史物語である。著者の創造力による描写は、読者を生き生きとしたヨーロッパのリアルに誘うだろう。
読むほどに、あなたは13世紀末のカタルーニャ・アラゴン連合王国のど真ん中に降り立つことになる。スペインの歴史学者・文献学者ステファノ・マリア・シンゴラニイ氏推薦。