多くの読者を魅了した感動作の続編心温まる「命」と「愛」の物語

四六判上製/268㌻/定価1870円
レビュアー
「さよならの向う側」を読み、生きるということ、愛するということを改めて見つめ直し、考えさせられました。「i love you」私はやっぱりストレートに「愛しています」と訳したい。
レビュアー 渡辺好美
話がきれいに繋がっていき、どんどん話の中に引き込まれていく。この作品は死や別れがベースとなっている話であるにも関わらず、ハッピーエンドといえるのではないでしょうか。読後しばらく心地良さの余韻に浸れました。
レビュアー れい
「愛」と「ご縁」を描いた、涙腺崩壊間違いなしの感動作。私が「i love you」を訳すならば「存在するはずの『私』という『星』が見えなくなってしまっても、『あなた』という優しい『太陽』が、この世界を照らしてくれると信じています」です。
図書館関係者 松川麻紀
前作との違いは「後悔しないため」に会うのではなく、限られた時間の中で「大切な人だから」こそ、これから先を前を向いて笑顔で歩んで欲しい。そのために会う。そんな想いを感じた作品でした。副題の「i love you」がピッタリ。
未来屋書店 新浦安店 中村江梨花
私も愛する人たちを守っていきたいと思いましたし、私も守ってもらえてると思うと、前に進む勇気が出てきます。今作も津田沼のユザワヤなど、またまた知ってるところが出てきて、ニヤニヤと千葉愛を感じますよ。
明林堂書店 河野邦広
自分の為、逢いたいその人の為と、気持ちを通じ合わせることの大切さを丁寧に教えてくれるかのよう。また案内人からも繋がる人との縁の不思議さ温かさも感じられる。伏線回収とも言えそうな優しい驚きにも包まれる感動作。
レビュアー よしまだみゆり
2作目の今回は、どんなストーリーなんだろうと期待して読んだ。期待を裏切らないハッピーエンドばかりで、死を受け入れることは悲しいことのはずなのに、なぜか穏やかな気持ちにさせてくれた。
教育関係者 田中美紀
楽しみにしていた続編、前作に続き少しずつ重なって「その後の様子」が伺えるオムニバス形式が楽しみでした。そして、これはもしや第三弾が?読ませていただき、ありがとうございました!
図書館関係者 藤原朋美
前作と同様に登場人物が少しずつ他の人と関係している。「袖振り合うも他生の縁」を感じながら、自分も案内人になった気分で登場人物を見守るように読み進めました。さよならの向う側へ行くその日まで、何気ない日々を大切に生きていきたい。
図書館関係者 よむくま
前回も良かったけれど、続編の方がより好きでした。「死んだらおしまい」と言われているけれど、そんなことはない。改めて学ぶこと感じられることがあって、未来がある。お話の繋がりにも納得できました。
【内容紹介】
「あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」亡くなった後、最後に一日だけ現世に戻り、会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、『さよならの向う側』を訪れた四人の男女。会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、という困難なルールのある中、案内人に導かれ、彼らの選んだ最後の再会とは……?