丸の内オアゾの広場で展開する出版社ブース
丸善・丸の内本店（東京都千代田区）は10月７日から10日までの４日間、営業時間中の同店に出版社がブースを設置し、読者が直接、著者や編集者らと交流できる体験型イベント「丸の内BOOKCON（Marunouchi Book Convention）２０２２」を開催した。
丸善・丸の内本店１階に設けられたDNPブース
同店では初めの催しで、期間中に約70もの出版社が参加。１～３階や丸の内オアゾ１階の広場に４日間で延べ１００ブースが設けられた。また、トークイベントはサンマーク出版、ダイヤモンド社、青春出版社ほか計13社が開催し、会期中は、親子連れでも楽しめるブースもあって、幅広い層の来店があり、賑わいを見せた。
BOOKCONは、営業中の書店店頭に出版社がブース出展し、著者や編集者を通じて本の魅力を読者に直接届けるイベントで、２０１７年10月に丸善・日本橋店で初めて開催。普段、読者は本を介して著者や編集者、出版社と接点を持つ。書店は陳列や販売によってその間と取り持つ。書店が読み手とつくり手の接点をさらに太く強くすることで、その想いや工夫を読み手に伝えることができる、との思いが形となった。